死語化した最近のネット用語とその背景

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インターネットの世界では、新しい言葉が次々と生まれ、流行し、そして消えていきます。

特にSNS掲示板動画配信サイトで生まれたネットスラングは、その寿命が短い傾向にあります。

本記事では、令和時代に入ってから死語化したネット用語を一覧で紹介しながら、ネットスラングの流行と衰退の背景を詳しく解説します。

ちよこ
ちよこ

ネット用語の盛衰、時代を感じるね〜

かつては日常的に使われていたネット用語も、今ではすっかり見かけなくなったものがたくさんあります。

これらの言葉がなぜ消えてしまったのか、その理由を探っていきましょう。

死語化したネット用語とは?言葉の流行と衰退

ネット用語は、特定のコミュニティや文化圏で使われるスラングや表現のことを指します。

これらはSNS掲示板動画配信サイトなどを通じて広がりますが、使われなくなると「死語」となってしまいます。

ネット用語が生まれる仕組み

ネット用語は、多くの場合、特定の出来事やミーム(meme)をきっかけに誕生します。

人気のある配信者やインフルエンサーの発言バズったツイート掲示板でのネタ投稿などが元になり、新しい言葉が生まれます。

ちよこ
ちよこ

やっぱネット発信の言葉って面白いよね~

例えば、2000年代に流行した「乙(おつ)」は、「お疲れ様」を略した言葉で、2ちゃんねる(現5ちゃんねる)を中心に広がりました。

同様に、「ワロタ」「草生える」といった言葉もネット掲示板の文化から派生しました。

ネット用語が広がる主な経路

ネットスラングは、以下のような経路を通じて広がります。

1. 掲示板(5ちゃんねる・ふたばちゃんねる)

「リア充」「神対応」などの言葉はここから広まりました。

2. SNS(Twitter・TikTok・Instagram)

「ぴえん」「バズる」などの言葉はSNSの影響で一気に広まりました。

3. 動画配信サイト(YouTube・ニコニコ動画・Twitch)

配信者が生み出したフレーズが視聴者によって拡散され、「〇〇してみた」「神回」などの言葉が定着しました。

死語化した最近のネット用語一覧【令和時代に消えた表現】

10〜20代で使われなくなったネットスラング

・「あげみざわ」

「テンションが上がる」の意味で使われていましたが、現在ではほぼ消滅しました。

・「り」

「了解」の略語。

短命で終わりました。

・「よき」

「良い」という意味で若者の間で使われましたが、2022年頃から使われなくなりました。

・「わず」

「〜したばかり」の意味。

バイトわず」「映画わず」などと使われましたが、今はほとんど見ません。

かつて流行したが現在は廃れたミーム

・「バルス!」

『天空の城ラピュタ』の放送時にトレンド入りしていましたが、近年は影が薄くなっています。

・「ポプテピピック語録」

「大丈夫?○○する?」など、一時的に流行したが、次第に使われなくなりました。

・「今北産業」

「いま来たので3行で説明して」の略。掲示板文化が薄れるとともに見かけなくなりました。

掲示板・匿名文化で使われたが消えた言葉

・「m9(^Д^)プギャー」

煽る際の定番でしたが、現在ではほとんど見かけません。

・「orz」

ガックリと肩を落とす絵文字的表現ですが、現在は「草」などに置き換えられています。

・「DQN」

「ヤンキー」「非常識な人」という意味で使われましたが、現在はほぼ死語です。

一時的に流行したが短命だった表現

・「〜ンゴ」

由来は2ちゃんねるの「なんJ」ですが、現在はほぼ使われません。

・「ちゅんちゅん」

「ラブライブ!」南ことりの持ちネタとして流行しましたが、現在はほぼ使われていません。

・「かまちょ」

「構ってちょうだい」の略です。SNSでよく見られましたが、次第に使われなくなりました。

まとめ:死語化した最近のネット用語と新たなトレンド

ネットスラングは流行とともに変化し、一時期は頻繁に使われていた言葉も、あっという間に過去のものになります。

特にSNS動画配信サービスの影響で、流行語の寿命はますます短くなっています

しかし、一部の言葉は文化として定着し、長く使われ続けることもあります。

例えば、「w」「神」は今でもネット上で使われています。

これからも新しいネットスラングが生まれ、消えていくサイクルが続いていくでしょう。

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