80年代の死語特集:懐かしの流行語とその意味を振り返る

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1980年代は、日本のポップカルチャーが大きく花開いた時代でした。

ファッション、音楽、テレビ番組などが独自の進化を遂げ、それに伴い、多くの流行語が生まれました。

しかし、それらの言葉の多くは時代とともに使われなくなり、いわゆる「死語」となっています。

80年代に青春を過ごした人にとっては懐かしい言葉ばかりですが、現代の若者には意味が通じないものも多いでしょう。

ちよこ
ちよこ

懐かしさが込み上げる死語の宝庫だなあ

本記事では、80年代に流行した懐かしの言葉を振り返りながら、その意味や使われ方を解説します。

80年代の死語とは?流行語が消えていく理由

時代の変化とともに言葉も変わるから

言葉は、社会の変化とともに進化します。

例えば、80年代には「ウォークマン」が流行し、それに関連する言葉も生まれました。

しかし、デジタル化が進み、音楽の聴き方が変わると、それらの言葉も使われなくなります。

ちよこ
ちよこ

言葉ってホント時代を映すよね~

また、80年代のバブル経済時代には「ワンレン・ボディコン」といったファッション用語が流行しましたが、バブル崩壊とともにこれらの言葉も死語になりました。

新しい流行語が次々に生まれるから

言葉は常に変化し続けます。

たとえば、80年代には「ナウい(今風でおしゃれ)」という言葉がありましたが、90年代になると「イケてる」、2000年代には「カッコいい」、そして最近では「エモい」「映える」といった言葉が使われるようになりました。

ちよこ
ちよこ

言葉の流行を追うのって楽しいよね

流行語の入れ替わりが激しいため、ひと昔前の言葉はあっという間に使われなくなってしまうのです。

メディアや文化の影響が大きいから

テレビや映画、雑誌などのメディアは、流行語の誕生と廃れに大きな影響を与えます。

80年代には「ザ・ベストテン」「オレたちひょうきん族」などのテレビ番組が流行語を生み出しました。

ちよこ
ちよこ

80年代のテレビ発信力、ホント凄かったですね!

例えば、タレントの明石家さんまが番組内で発した「ナウなヤング」が流行しましたが、番組が終了するとともにこの言葉も使われなくなりました。

若者言葉は特に移り変わりが早いから

若者言葉は流行のスピードが速く、一時的に流行ってもすぐに別の言葉に取って代わられます。

例えば、80年代には「ズッコケる」という言葉がよく使われていましたが、90年代には「コケる」最近では「事故る」などに変化しています。

ちよこ
ちよこ

次はどんなパワーワードが生まれるのか、楽しみ!

また、ギャル文化の流行によって「チョベリバ(超ベリー・バッド)」といった言葉が生まれましたが、次第に廃れていきました。

80年代の死語特集:当時の若者が使っていた流行語一覧

「ナウい」

「今風でおしゃれ」という意味で使われた言葉

例:「この服、ナウいね!」(この服、今風でおしゃれだね!)

「チョベリバ」

「超ベリー・バッド(とても悪い)」の略語。90年代にも使用された。

例:「今日のテスト、チョベリバだった…」(今日のテスト、最悪だった…)

「アッシー君」

女性のために車で送り迎えをするだけの男性を指す言葉。

例:「彼、アッシー君になっちゃってるよ」(彼、送り迎え係になってるよ)

「バイビー」

「バイバイ」を強調した言い方。

例:「じゃあ、またね!バイビー!」(じゃあ、またね!バイバイ!)

「キンキラキン」

派手な装飾やきらびやかなファッションを指す言葉。

例:「あの人の服、キンキラキンだね!」(あの人の服、派手だね!)

「ドロンします」

「姿を消す」「退散する」という意味で使われた。

例:「そろそろドロンします」(そろそろ帰ります)

「ナウなヤング」

流行に敏感な若者を指す表現。

例:「君、ナウなヤングだね!」(君、流行に詳しいね!)

「ズッコケる」

驚いたり失敗したりして大きく転ぶことを意味する。

例:「そのギャグ、ズッコケるわ!」(そのギャグ、面白くない!)

「アベック」

男女のカップルを指す言葉。フランス語の「avec(アヴェック=一緒に)」が語源。

例:「あのアベック、仲良さそうだね!」(あのカップル、仲がいいね!)

「フィーバー」

「大盛り上がりする」「熱狂的に楽しむ」という意味。ディスコブームの影響で流行。

例:「昨日のライブ、フィーバーしまくりだった!」(昨日のライブ、大盛り上がりだった!)

「よっこいしょういち」

腰を下ろすときに言う言葉。「横井庄一さん(戦争から帰還した人物)」をもじったもの。

例:「よっこいしょういち…疲れた~!」(よいしょ!疲れた~!)

「シェー!」

漫画『おそ松くん』のキャラクター、イヤミの決めポーズと共に使われる言葉

例:「この値段、高すぎ!シェー!」(この値段、高すぎ!びっくり!)

「ニャンニャン」

男女のイチャイチャを意味する言葉。アイドルグループ「おニャン子クラブ」から派生。

例:「あの二人、ニャンニャンしてるね!」(あの二人、イチャイチャしてるね!)

「ピンぼけ」

カメラのピントがずれていることを指すが、転じて「的外れ」「ズレている」という意味でも使われた。

例:「お前の話、ピンぼけしてるよ!」(お前の話、ズレてるよ!)

「ワンレン」

「ワンレングス」の略で、前髪のないストレートな髪型のこと。バブル期の定番スタイル。

例:「彼女、ワンレンでめっちゃ美人!」(彼女、ワンレングスで大人っぽい!)

「ボディコン」

「ボディコンシャス(体のラインを強調した服)」の略

バブル時代の象徴的なファッション。

例:「ボディコン着てディスコ行こう!」(ボディコン着てクラブ行こう!)

「イモねーちゃん」

田舎っぽくて垢抜けない女性を指す言葉。

例:「あの子、ちょっとイモねーちゃんっぽいね!」(あの子、ちょっとダサいね!)

「オシャマンベ」

北海道の地名「長万部(おしゃまんべ)」をもじり、「オシャレ」とかけた言葉

例:「そのスーツ、オシャマンベだね!」(そのスーツ、おしゃれだね!)

「バブリー」

バブル景気の影響で生まれた言葉。派手でお金をたくさん使う様子を指す。

例:「あのパーティー、バブリーすぎ!」(あのパーティー、派手すぎ!)

「ジュリアナ」

80年代後半から90年代初頭に流行したディスコ「ジュリアナ東京」を象徴する言葉。

例:「今日はジュリアナ行って盛り上がるぞ!」(今日はディスコで盛り上がるぞ!)

「キレてるね」

「調子がいい」「最高!」という意味。スポーツ選手が絶好調なときにも使われた。

例:「今日の試合、お前キレてるね!」(今日の試合、お前調子いいね!)

「バイバイキーン」

『それいけ!アンパンマン』のキャラクター、ばいきんまんの決め台詞。

例:「じゃあね!バイバイキーン!」(じゃあね!バイバイ!)

「ミーハー」

流行にすぐ飛びつく人を指す言葉。

例:「あの子、めっちゃミーハーだよね!」(あの子、すぐ流行に乗るよね!)

「ウハウハ」

嬉しい」「楽しい」「儲かる」といったポジティブな気持ちを表す言葉。

例:「ボーナスめっちゃ入った!ウハウハ!」(ボーナスたくさんもらえた!最高!)

「ドカベン」

漫画『ドカベン』の影響で、「食いしん坊な人」や「がっしりした体型の人」を指すことも。

例:「あいつ、めっちゃドカベンじゃん!」(あいつ、めっちゃ大食いじゃん!)

「ノリノリ」

「テンションが高い」「楽しんでいる」という意味。

例:「今日はノリノリでいこうぜ!」(今日はテンション高く楽しもう!)

まとめ

80年代の流行語は、バブル景気や音楽、テレビ文化の影響を強く受けています。

今では使われなくなった言葉もありますが、当時の雰囲気を感じることができます。

懐かしい言葉を振り返りながら、80年代のカルチャーを楽しんでみましょう!

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